我が家の実家側の庭にモッコクが2本植えてあります。
1本はかなり大きく、もう1本は小さめです。
そのモッコクの剪定をするにあたって、まずはモッコクのことを知らなければなりません!
そこで調べてみました。
モッコクについて調べる!
モッコクとは?
モッコクはモッコク科モッコク属の常緑樹で「庭木の王様」とも呼ばれる風格のある樹形が特徴です。
- 春(3月~4月)➡芽出しが始まり、新芽が伸び始める。
- 初夏(6月~7月)➡開花期に入り、花が咲く。
- 夏(7月~8月)➡成長期に入り、葉が茂る。
- 夏~秋➡来年に咲く花芽をつける。
- 秋(9月~10月)➡成長が緩やかになり、葉の色が変化し始めることがある。
- 冬(11月~12月)➡休眠期に入り、葉を落とすこともある。

モッコク・モチノキ・モクセイは「三大庭木」なんですって!
剪定は年2回が理想!
1回目の剪定は初夏(6月~7月)
花が終わった後に行います。この時期は、樹形を整え風通しを良くすることが目的です。
密集して込み合った枝を、程よい隙間ができるように剪定していくとよいでしょう。
枝が3本に分かれている場合は、真ん中の枝を切り落とすようにしましょう。
2回目の剪定は秋~冬(11月~12月)
休眠期に入った頃に行います。この時期は、不要な枝を切り落とし樹の健康を保つことが目的です。
古くなった葉や枯れている葉を取り除いていくとよいでしょう。

「庭木の王様」らしく年に2回剪定するのが理想なのね!
モッコクを剪定する注意点
- 強剪定を避ける➡モッコクの成長は緩やかで、強剪定をすると回復に時間がかかり花が咲かなくなることがあります。
- 枝の根元で切る➡枝の途中で切ってしまうと、そこから枝分かれするように成長してしまい枝同士が絡み合う原因になります。
- 害虫に注意する➡モッコクに発生する害虫の中で多いのはカイガラムとシハマキムシです。定期的に剪定し、発見したら早急に駆除することが大切です。
- 癒合剤を塗布する➡木の健康を保つために、枝の切り口に癒合剤を塗りましょう。

「庭木の王様」の樹形を整えて、病害虫から守らなくては!
2025年春【モッコク】剪定の様子
剪定前の状態

一昨年までは庭師さんに剪定していただいていました。
そして、昨年は剪定していないのです。
王様の風格は残ってはいますが、かなり込み合って厚ぼったくなってしまっています。

この庭木は価値があるって植木屋さんが言ってたよ!
昔(昭和の頃)10万円で植えてもらったさぁ‼
と尻込みしてしまうようなことを、実母さんから聞いてしまいました💦
これではいけない、と思いながらも「庭木の王様」の威厳を保つ剪定ができるのか…?
王様の肩書が偉大すぎて、思い切ることができません…💦
しかし、このままの状態ではいけません!
勇気を出して剪定してみました‼
調べたことを生かし、剪定する!

密集している所を中心に、透かすことを意識して剪定しました。
切り始めたら夢中になってしまって、かなり切ってしまったような…。
剪定した充実感と、剪定しすぎて枯れてしまわないかという不安感とで、複雑な心境です。

切り過ぎちゃったかなぁ…?
10万円の「庭木の王様」を枯らしちゃったらどうしよう…💦
そして痛恨のミスも発覚💦


ギャー💦
花芽をいっぱい切っちゃった…💦
ちょっと剪定する時期が早すぎちゃった💦
どうしようー💦
頑張ってお勉強して、頑張って剪定したつもりでしたが、他の庭木と勘違いして開花前に剪定してしまいました💦
今後の生育が心配な結果となってしまいました…。
果たして猛暑で枯れずにいてくれるでしょうか?
そして、休眠期の冬まで大丈夫でしょうか…?
(この時に大量に出た剪定枝葉について、「庭木の剪定で出た枝葉の処分に困り【腐葉土作り】をコンポストで挑戦する(初心者編)!」と「庭木の剪定で出た枝葉を庭の一画に埋めて【腐葉土作り】に挑戦する(初心者編)!」で処分方法を紹介しています。是非こちらの記事もご覧ください‼)