2023年からガーデニングを始めた私おまめちゃんは、今回2回目の庭木の剪定をしました。
剪定も大変だったのですが、更に大変なのが剪定枝葉の処分です💦

この大量の剪定枝葉の処分…。
どうしましょうか…。
ある意味、剪定より大変かも…。
剪定枝葉の処分方法
さて、この大量の剪定枝と葉の処分をどうしたら良いでしょうか⁉
- 可燃ゴミとして捨てる
- 粗大ゴミに出す(枝が太く可燃ゴミに出せない場合)
- 自治体のゴミ処理施設に持ち込む
- 庭木の剪定業者に依頼する
庭木の剪定2回目の今回は、ほとんどの庭木を透かし剪定したので物凄い量になってしまいました。
昨年のように全て「可燃ゴミとして捨てる」ことができる量ではありません。
そこでYouTubeを見ながら処分方法を探してみることにします!
すると剪定葉で腐葉土を作る!という方法を発見しました‼

庭木の剪定で大量に出た枝葉を利用して腐葉土が作れますよ!
売られている腐葉土とほとんど変わらないものになりますよ‼
と動画を出しているYouTuberさんが大勢いました。
早速、私おまめちゃんも腐葉土作りに挑戦してみます!
腐葉土作りに必要な材料
まず材料を用意しましょう。
何が必要でしょうか⁉
- 剪定葉➡発酵に時間がかかるので太い枝は取り除き、細い枝はなるべく細かくする。
- 米ぬか➡無人コイン精米所で無料でもらえます。(お米屋さんでも少額で購入できるようです。)
- 水➡水道水で大丈夫です。
- 土➡畑の土や敷地内の土で大丈夫です。
- 腐葉土を作る入れ物➡コンポスト、段ボール、ビニール袋など用意できるもの。
- 腐葉土を作る場所➡上記の入れ物を置く場所。または直接その場所に穴を掘って入れる。
- 発酵促進剤(有料)➡米ぬかだけでも発酵しますが、より早く発酵させたい場合はホームセンターなどで購入しましょう。
作る場所によって広さが異なるので作る入れ物は置ける広さ・用意できる入れ物で選択しましょう。仕上がりの差はないようです。
私おまめちゃんは、敷地内の物置の裏にコンポストを設置して腐葉土作りをすることにします!
コンポストを購入したら補助金がもらえる⁉
生ゴミの処分のためにコンポストを購入した場合、自治体によっては補助金が支給される制度があるようです。
購入する前に一度お住まいの市区町村のホームページ等で確認してみましょう!(補助金の限度額や申請方法は自治体によって異なります。)
下記は、領収証等の支払金額が確認できる書面と申請書を提出し、申請が通れば補助金が交付される自治体の例です。

この例でいうと…。
私が購入したコンポストは6,980円だったから、2分の1の3,490円補助金が出るってことかな⁉
家庭から排出される生ごみの減量化を推進している自治体も多数あるようです。
せっかくある制度なら活用したいですね!
発酵促進剤の効果は?
そして、せっかく腐葉土を作るなら早く使いたいですね!
米ぬか・水・土だけでも発酵しますが、より早く発酵させるには発酵促進剤を入れると効果的なようです。
そこでホームセンターで発酵促進剤を購入してきました!
商品名はコーランネオといいます。
引用元;DCM
- 堆肥化の促進➡落ち葉、刈り草、生ゴミなどの有機物を短期間で堆肥化できる。
- 未熟堆肥の完熟化➡購入した未熟堆肥を早く完熟させることができる。
- ぼかし肥料づくり➡ぼかし肥料の発酵を促進し、効果的な肥料を作ることができる。
- 土壌環境の改善➡有機物の分解を促進して土壌中の微生物の活動を活発にする。
- 脱臭効果➡悪臭成分を軽減する効果もある。
- 植物の代謝促進➡植物の代謝機能が促進され、養分を効率的に吸収できるようになる。
- 病原菌の抑制➡高温での発酵を促進し、病原性菌を死滅させる効果もある。
- 土壌改良➡土壌の保水性や通気性を高め植物の生育を助ける。
コーランネオの製造元は香蘭産業㈱です。
引用元;香蘭産業㈱
香蘭産業㈱の説明ページも下記よりご覧ください。

購入して費用はかかったけど、早く分解されて良い腐葉土になるかしら⁉
堆肥と腐葉土は違うの?
ガーデニングを本格的に始めたばかりで、まだ知らないことがたくさんあります。
プロの方なら知っていることでしょうが、私おまめちゃんには疑問が浮かんできました。

堆肥と腐葉土って違うの?
同じじゃないの?
- 動植物全般の有機物を発酵させたもの。
- 肥料効果が高く土壌の栄養分を補給する。
- 土壌の排水性、保水性、通気性を改善する。
- 畑や庭の土に混ぜて植物の生育を助ける。
肥料効果を重視する場合に使用
- 広葉樹の落ち葉を分解・発酵させたもの。
- 微生物の働きを活発にし土壌を団粒化する。
- 土壌の保水性、排水性、通気性を改善する。
- 土壌改良剤やマルチング材としても使用できる。
土壌改良効果を重視する場合に使用

堆肥と腐葉土は同じだと思ってたけど違うのね。
重視する効果によって使い分けるのがいいのね!
堆肥と腐葉土は違うということが分かり、出来上がったらどうしようか⁉思いを巡らせます!
腐葉土作りスタート!
材料が揃ったので腐葉土作りをスタートします!
⑴米ぬかとコーランネオを混ぜる

米ぬか:コーランネオは4:1の割合で混ぜる。
左の赤丸がコーランネオ、右側が米ぬかです。
⑵コンポストを設置し、剪定葉を入れる

剪定葉の量はキッチリしていなくて大丈夫です。
だいたい20㎝くらいの厚さに入れました。
⑶その上に米ぬか+コーランネオを入れる

剪定葉が見えなくなるくらいの量を入れました。
⑷その上から水をかける
剪定葉がしっとりと湿るくらいに水をかけます。
剪定葉がもともと湿っている場合は少なめでも大丈夫なようです。
⑸ ⑴~⑷を繰り返す
⑴~⑷を繰り返していきます。途中でコンポストがいっぱいになってしまったら中に入り、踏んで圧縮すると量が減り、また入れるスペースができます。
⑹全部入れ終わったら最後に土を入れる
剪定葉を入れ終わったらコンポストの中に入り踏んで圧縮します。
そして最後に土を入れて水をかけます。
⑺ふと思い出した時にかき混ぜて様子をみる
状態を見て乾燥しているようなら水をかけて様子をみます。
分解が進んでいないようなら米ぬか+コーランネオをかけてみます。
材料を投入した後の経過
1ヶ月後(7月17日)の様子
ふと思い出すのを忘れていて1ヶ月経過してしまいました。
さて、どうなっているでしょうか⁉

剪定してすぐの葉を入れたので緑色の葉だったのですが、枯れたように茶色になっています。
嫌な臭いはせず、葉の青臭い感じがします。
虫らしきものは見えません。
量が10㎝ほど減っています。

混ぜてみたところ、かなり乾燥しています。
そして、ほとんど分解していません…💦
ただの枯れ葉という感じです💦

全然腐葉土じゃなくて、ただの枯れ葉だわ…💦
米ぬかとコーランネオはたくさん入れたから、土が少なすぎるのかな…?
実は私おまめちゃんは、雑草堆肥作りにも挑戦しています。
(「庭に生える雑草の処分に困り【雑草堆肥】をコンポストで作ってみる!」是非この記事もご覧ください!)
雑草には根に土が付いていて、その土も分解の材料の1つになっていたのでしょう。
しかし、剪定葉には土が付いていません。
そのため土が少なすぎて、微生物がいなかったのかもしれません…💦

そこで、庭の土とお米のとぎ汁を多めに入れて混ぜておきました。
これで剪定葉の分解が進むでしょうか?
期待を込めて待つことにします!