家庭菜園の初心者でも簡単に栽培できるというジャガイモをたくさん収穫したいという野望を持つ、私おまめちゃん!
春は栽培しようか迷っている間に種芋を入手できずに終わってしまい、秋ジャガイモこそは栽培したいと8月に入ってから頻繁にホームセンターに足を運んでいました。
種芋を購入する!
そして8月下旬に、ついに種芋を発見!
早速購入し、栽培準備に取り掛かります‼

よく利用しているホームセンターでは「デジマ」と「ニシユタカ」の2品種が販売されていました!
そして、私おまめちゃんは「ニシユタカ」を購入しました‼

やったー!
種芋ゲットできたー‼
秋ジャガイモ植え付けのポイント

秋作向けの代表的な品種は「デジマ」「ニシユタカ」「アンデスレッド」などだよ。
- 芽出しをしてから植え付ける➡芽が出る前に植え付けると、暑さで種芋が腐ってしまうことがある。
- 種芋は切らない➡切った断面から種芋が腐りやすい。
- 秋作向きの品種を選ぶ➡8月は基本は秋作向きの品種が販売されている。

植え付け時期はまだ暑くて腐りやすいのね💦
暑いのはジャガイモも人間も一緒ね。
8月31日 芽出しをする!
購入した種芋を早速袋から出してみると、すでに芽が出ています。
しかし確実に発芽させたかったので、更に芽が伸びるように芽出しの作業をすることにしました。



普段調理するためにスーパーで購入していた時は全く気にしていなかったのですが、ジャガイモには上側・下側と向きがあるそうです。

ジャガイモは上半分から芽を出すよ!
下側の凹みは芽は出ないおヘソなんだよ!
- 種芋の上側を上にする➡転がると芽が傷んでしまうので転がらないように並べる。
- 明るく風通しが良い涼しい場所に置く➡秋植えの場合は日差しが強すぎてイモも芽も焼けてしまうので直射日光は避ける。
- 雨が当たらないようにする➡水分が多すぎると腐ってしまう。
- 芽が出てきたら植え付ける➡出てきた芽を傷つけないように気を付ける。

この状態で8月31日に芽出しすることにしました!
気温がもう少し落ち着いた9月上旬に植え付けようと思います‼
9月3日 芽出しに失敗してしまう💦

芽出しをし始めてから3日後の9月3日…。
9月になったとはいえ猛暑のままの日が続いています。
ふと、この暑さが気になり種芋を見てみると…せっかく出てきていた芽が黒くなっています💦

ギャー💦
芽がー💦
黒くなっちゃってるー💦
私おまめちゃんは大変な勘違いをしていて、種芋たちを午前中は外の日なたに出していたのです💦
つまり猛暑の直射日光に半日当てていたのです💦

暑いんだってばー💦
暑すぎて芽が焼けちゃったよー💦
ジャガイモは春ジャガイモと秋ジャガイモでは芽出しの仕方が全く違う!
春ジャガイモの芽出しの方法でしてしまっていました…。

種芋君たち…ごめんねぇ…💦
暑かったよねぇ…💦
なんとか元気になって…。
かわいそうなことをしてしまい、大変後悔…。
黒い芽は取ってしまい、様子を見ることにします…。
もしものためにこの日、別のホームセンターに種芋がまだあるか見に行きましたが、すでに売り切れてしまっていました💦
種芋調達も早い者勝ちなのですね💦
今ある種芋で頑張ることにします。
9月6日 芽出しをやり直す


秋ジャガイモの芽出しの方法を勉強し直し、更に3日後の9月6日。
芽出しをやり直しました。
- ダンボールに培養土を敷き、その上に種芋の上側を上にして置く。
- 種芋が見えなくなるくらい培養土をかける。
- 明るく風通しが良い涼しい場所に置いておく。
- 水やりは不要なのでしない。
今度こそ立派な芽を伸ばしてほしいと願うばかりです。

ジャガイモの発芽適温は15℃~20℃なんだよ!
頑張って元気な芽を伸ばしてみるね‼

お願い…。
元気な芽を出して…。
祈る思いで発芽と発根を待つことにします。
9月17日 土嚢袋に植え付ける!

芽出しし直して待つ事11日後の9月17日。
最初の芽出しの失敗が影響してか…見た目は劇的な変化がないままです。
土から出してみると、3パターンのジャガイモ達が登場しました!




芽は変化がなさそうでしたが土の中で発根しているジャガイモが5個!
芽の変化もなく発根もしていないジャガイモが5個。
芽が黒くなってしまったジャガイモはブヨブヨで腐ってしまったような…。
のんびりしていると生育期間が短くなってしまうので、いよいよ植え付けることにします!


今回は地植えではなくプランターでもなく、なんと!土嚢袋に植え付けます‼


土嚢袋が10枚あるので手前の5個に発根しているジャガイモを植え付け、奥の5個に変化なしのジャガイモを植え付けました。

やっと場所が落ち着いたなぁ!
芽が出るまでは日陰の涼しい所で水やりは少しずつにしてほしいな!
さてと!頑張るぞ‼

種芋が腐らないように暑い所と水のやり過ぎはNGね!
せめて発根している5個だけでもいいから発芽してほしいな‼
全部のジャガイモが発芽してくれるといいですが、期待しすぎないように待つことにします!
9月21日 発芽確認!


植え付けてから5日後の9月21日。
発根していた5個のうちの2個のジャガイモが発芽していました!

やったー!
芽が出てきてる‼
良かったぁ、嬉しいー♪

やぁ!おはよう!
発芽したぜぃ‼
涼しくなってきたし芽が出たら日なたで太陽の光を当ててちょうだいね!
乾燥には強いけど、土が乾いたら水もたっぷりほしいな‼
残りのジャガイモ達も芽を出してくれるでしょうか⁉
発芽したジャガイモの土嚢袋から日なたに移動し、楽しみに待つ事にします!
9月29日 全ての種芋が発芽する!

一部の種芋の発芽を確認してから8日後の9月29日。
ブヨブヨになってしまった種芋以外の10個、全ての種芋が発芽しました!
生育にかなりのバラつきがあります。
発根もしていた5個の種芋は、やはり生育も良好です!
手前の3個は芽が小さすぎて写真では見えませんが、ちょこっと発芽しています。
もう種芋が腐ってしまう心配はありません!
たくさん光合成できるように、全ての土嚢袋を日なたに移動しました‼

さぁたくさん光合成してね!
楽しみ♪楽しみ♪

もっともっと芽を伸ばして頑張るぞ!
今後はどのような生長を見せてくれるでしょうか⁉
とっても楽しみです!
10月3日 芽かきと土寄せをする!
全ての種芋が発芽してから4日後の10月3日。
生育の良い6個の芽が大きくなってきたので、芽かきと土寄せをしながら追肥もしました!
芽かきについて
1つの種芋から生育の良い芽を2~3本残して他の芽を取り除くことにより、養分が分散するのを防ぎ、残した芽に養分を集中させてイモを大きく育てることが目的です。
- 複数の芽から、生育の良さそうな芽を2~3本選ぶ。
- 種芋まで引き抜いてしまわないように押さえて、取り除きたい芽を根元から引き抜く。
- 残す2~3本の芽以外は取り除く。

芽かきをしないと養分が分散してしまって、小さいジャガイモしか収穫できないんだよ。
芽の丈が10~15㎝くらいになったら芽かきしてね!

なるほど!
養分を集中させて大きいジャガイモになるようにするのね‼
欲をかいて芽をたくさん残すとかえって小さいイモばかりになっちゃうのね。
土寄せについて
芽かきの重要性が分かったので、土寄せについても調べてみます。
- ジャガイモの肥大するスペースを多くし、肥大を助ける。
- ジャガイモが土から出て日光に当たり、緑化して有害物質のソラニン(※)が増加してしまうことを防ぐ。
- 風による倒伏を防ぐ。
※ソラニンとは…。
ジャガイモに元々含まれる天然毒素で、ステロイド系アルカロイド配糖体の一種です。

ソラニンは加熱調理しても、ほとんど分解されないんだよ💦
食べると吐き気・腹痛・下痢・頭痛・めまいなど食中毒症状を引き起こしてしまうんだよ💦
光を避けて保存し、芽と緑色になってしまった皮を厚めに確実に取り除けば心配ないようです。
ただし、イモの中まで緑色になっているものは食べるのはやめましょう。
袋栽培の場合は、芽の生長点を土で覆わないように気を付けて土を追加する。

ソラニンって恐ろしい物質なのね…。
食中毒にならないように絶対に土寄せしなくっちゃ…。
芽かきより土寄せの方が、もっと重要ね。
作業前と作業後の様子
生育のバラつきは変化がなく、発根もしていた5個+もう1個の種芋の芽の丈が15㎝程になったので、早速作業開始です!












写真ではビフォーとアフターの違いがあまりなさそうですが、多いものは6本の芽を取り除きました。
(私おまめちゃんは種芋まで抜けてしまいそうだったので、ハサミで切りました。)
培養土もかなり増やして、追肥も施しました!
追肥について
ジャガイモ栽培の追肥は「芽かきと土寄せをした時」と「花のつぼみが付く頃」の2回施す。


「じゃがいも・大根・にんじん専用 楽農一発」と書いてあるので効果絶大でしょうか⁉
ひとつまみを、袋のふち1周パラパラしておきました。
残りの種芋の様子
残りの種芋たちは、こんな感じです。




この4個の種芋も大きい6個に追いつけるでしょうか⁉
芽かきできる日を楽しみに待つことにします!