我が家の実家側の庭にモミジが2本植えてあります。
そのモミジの剪定をするにあたって、まずはモミジのことを知らなければなりません!
そこで調べてみました。
モミジについて調べる!
モミジとは?
モミジはムクロジ科(カエデ科)カエデ属の落葉樹です。
- 1月➡外からの見た目では分からないが樹液が動き出す。
- 3月下旬頃➡新芽が動き出し、暖かさとともに旺盛に展開し始める。
- 4月中旬~5月上旬➡小さい赤い花が開花する。
- 11月頃➡種をつける。
- 11月下旬頃➡紅葉し、その後すべての葉を落とし休眠する。
モミジの休眠期間は12月頃の1ヶ月程と短い期間です。
冬の剪定
冬は休眠期の12月中に切り戻し剪定をして樹形を整える。
- 樹形を整える➡伸びすぎた枝を切り戻すことで全体のバランスを整え、美しい樹形を維持する。
- 生長を調整する➡枝の伸びる勢いを抑える、逆に新しい枝を出すことを促す、など生長を調整する。
- 花つきを良くする➡切り戻し剪定を行うと株元から新しい芽が出やすく、花つきが良くなる。
- 株を若返らせる➡古くなった枝を切り戻すことで株全体の活力が回復し、若返らせることができる。
- 病害虫を予防する➡枝が込み合っている部分を切り戻すことによって、風通しが良くなり病害虫の予防になる。
- 重なっている枝を切る➡重なっている部分の太く元気な枝を残して、細い枝を切る。
- 外芽の上で切る➡枝を外側に伸ばしたい場合は、枝の外側に向かって伸びる芽のすぐ上で切る。
- 内芽の上で切る➡枝を内側に伸ばしたくない場合は、枝の内側に向かって伸びる芽のすぐ上で切る。
- 枯れた枝は切る➡枯れている枝は根元から切り戻す。
- 切り口は斜めにする➡切り口は芽のすぐ上で斜めに切ると、水が溜まりにくく病気になりにくい。
- 癒合剤を塗る➡太い枝は切り口に癒合剤を塗ることで、病気のリスクを減らすことができる。
- 切りすぎに注意➡切りすぎると植物が弱ってしまうので、切りすぎないようにする。
- 清潔なハサミを使う➡切り口から病原菌が入らないように清潔なハサミを使う。

モミジは休眠期の12月頃に切り戻し剪定をすると良いわね!
春〜初夏の剪定
春〜初夏は樹液の活動が活発なため、大胆な剪定は避け軽めの透かし剪定をして風通しと日光の当たりをよくする。
- 風通しと日当たりの改善➡密集した枝を減らすことで風通しが良くなり、日光が幹や枝の内部まで届くようになる。
- 樹形を整える➡不要な枝を剪定することで、自然な樹形に近づけることができる。
- 病害虫の予防➡透かし剪定によって風通しが良くなり、病害虫の発生を抑えることができる。
- 樹勢の回復➡込み合った枝を整理することで栄養がより行き渡りやすくなり、樹勢が回復する。
- 不要な枝を見つける➡下記(※1)のような不要な枝を探す。
- 枝の根元から剪定する➡不要な枝の付け根から切り落とす。
- 切り口を小さくする➡枝分かれの箇所で切り、切り口が小さくなるようにする。
※1、不要な枝の図
引用元;グリーンロケット
- 癒合剤を塗る➡切り口に癒合剤を塗布し、病害虫を予防する。
- 切りすぎに注意➡太い枝を一度にたくさん剪定すると樹木に負担がかかりすぎるため、様子を見ながら少しずつ剪定するようにする。
- 清潔なハサミを使う➡切り口から病原菌が入らないように清潔なハサミを使う。

春から初夏のモミジは切りすぎないように、様子を見ながら透かし剪定しないとね!
2024年秋【モミジ】剪定の様子
一昨年までは庭師さんに剪定していただいていました。
しかし昨年の秋に、私おまめちゃんがド素人ながら剪定してみたのです。
その時は上手にできたと思っていたのですが…、実はそうでもなかったのです💦





この時は全く勉強も調べもせず、全く知識もないまま剪定しました。
この時は徒長枝を周りと合わせて、写真の一番右の刈り込みバサミで切っただけです💦
もちろん徒長枝という用語も意味も知りませんでした💦
この時の私おまめちゃんの心境は…。

すごく切ってスッキリサッパリしたわ!
清々しい気分‼
ものすごく頑張っちゃった‼
この時は超ごきげんだったのです…。
(「【50代からの節約生活】体を張って庭木の剪定に挑戦!」でこの時の様子を紹介しています。是非こちらの記事もご覧ください‼)
2025年春【モミジ】剪定の様子
剪定前の状態

昨年の秋にあんなに剪定したのに(というか剪定モドキをしただけ?)…このありさまです💦
もうただただビックリ💦

ありとあらゆる所から枝が伸びてヒッチャカメッチャカ💦どこがどうなっているのやら…。
伸びたいように伸びました!という状態です💦

なんですか?これは…⁉
本能のままに伸びちゃって…。
譲り合いの精神はないのかしら…?
剪定するということの意味を考える!
昨年の秋は「剪定する=スッキリさせる」としか思っていませんでした。
しかし現状を見て「剪定する=成長のための手助けをする」のでは⁉と考え方が変わりました。
伸びたいように好き勝手に伸びてしまうと、とんでもないことになってしまいます。
伸びやすいように、美しくなるように、成長しやすいように、人間が誘導してあげるのでは⁉

健やかに枝葉を伸ばせるように、人間がお手伝いしてあげると良いわよね。
美しく生き生きと成長できるようにしてあげなければっ!
調べたことを生かし、剪定する!
まず、刈り込みバサミは必要ないことに気付きました。
不要な枝(※1)を見極めながら切るので、剪定バサミだけで作業しました。



ものすごく考えながら切ったから、ものすごく時間がかかってしまった💦
でも今度こそ、上手にできたつもり!
込み合った部分をスッキリさせて、そよ風に揺れるモミジの涼しさを表現したつもりです!
この後、夏から秋、そして休眠期の12月にはどのようになるでしょうか⁉
次は12月に切り戻し剪定に挑戦するつもりです‼
(この時に大量に出た剪定枝葉について、「庭木の剪定で出た枝葉の処分に困り【腐葉土作り】をコンポストで挑戦する(初心者編)!」と「庭木の剪定で出た枝葉を庭の一画に埋めて【腐葉土作り】に挑戦する(初心者編)!」で処分方法を紹介しています。是非こちらの記事もご覧ください‼)