我が家の市区町村で発行している広報誌に「ダンボールで堆肥作りしませんか」という記事がありました。
「生ごみ作りの簡易版として、ダンボールと土壌改良剤の無料配布を行っています。」と書かれています!
私おまめちゃんは、市役所にいただきに行ってきました‼
今回は市で教えてくださった通りの方法で生ごみ堆肥作りに挑戦してみます!
生ごみ堆肥作りをするための準備
用意するもの
- 腐葉土(30ℓ7㎏)
- ダンボール(縦33㎝×横47㎝×高さ47㎝、厚み6㎜)



ダンボールは厚みがあって、かなりしっかりしたものを頂きました!
- 新聞紙(1日分)
- ガムテープ
- 虫除け用の覆い布(古いバスタオル等)
設置する場所・方法
- 雨が当たらない風通しの良い場所
- ブロックやすのこ板等をダンボールの下に敷いて、底も空気の通りを良くする。

私はすぐ投入できるように、キッチンから出入りする外の軒下に設置したわよ!
ダンボールを組み立てて設置する
- ダンボールを組み立てる。
- 底や周りをガムテープで補強する。
- 底に新聞紙を敷き詰める。
- 腐葉土を1袋すべて入れる。
- ブロックやすのこ等の上に置き、風通しを良くする。
- 虫が入り込まないように、古いバスタオル等でふたをする。
- バスタオルが飛ばないようにヒモで縛る。

これで床づくり完了!
さあ準備できたわよ!
生ごみを投入する際の注意点
- 生ごみは軽く水を切り、なるべく小さくし良くかき混ぜる。
- 生ごみを投入しない日もかき混ぜる。
- 生ごみはキッチンでためておかず、虫が卵を産まないようにすぐに投入する。
- かき混ぜ終わったら、虫が入らないようにふたをする。
- 生ごみの投入を続けるうちに分解されにくくなった場合は投入を止め、しばらく寝かせる。

気を付けることも分かったわよ!
- 貝、甲殻類の殻
- 動物の骨
- トウモロコシの芯
- 果物の種
- 塩分の多いもの
- 外国産の果物の皮(防腐剤がついているため)

微生物が分解できないものは入れないようにしなくちゃね!
生ごみ分解のポイント
- 微生物は空気が必要➡毎日かき混ぜて空気を全体へ送る。
- 温度を下げない➡寒いと微生物の活動が鈍くなるので15℃以上を保つようにする。温度が上がらない時は、廃油(使用済みのてんぷら油など)や米ぬかを少量入れる。
- 適度な水分を保つ➡水分の多いものは投入しない。

微生物が居心地良く保つのね!
生ごみ投入開始!
1週間目(8/3~8/9)投入したもの
投入したもの
- 1日目➡バナナの皮・ピーマンのヘタ・オクラの傷んだもの・桃の皮・麦茶の出しがら
- 2日目➡バナナの皮・ピーマンの種とヘタ・レタスの傷んだもの・キュウリの上下
- 3日目➡バナナの皮・大根の皮・刺身のつま・トマトの傷んだ所・キュウリの上下・玉ねぎの上下
- 4日目➡バナナの皮・麦茶の出しがら・緑茶の出しがら・コーヒーかす
- 5日目➡バナナの皮
- 6日目➡ジャガイモの皮・人参の上下・麦茶の出しがら・コーヒーかす
- 7日目➡なし
1週間後(8月9日)の様子


1週間経過しました。
そんなに、というか全然分解していないように見えます。
ただ生ごみが腐葉土に混ざっているだけのような…。
臭いは腐葉土の土の臭いのみで、生ごみの臭いはしないです。
虫らしきものも全く見えません。
コバエがいたら嫌だったので、いなくて良かったです。

分解が進むようには見えないわねぇ…。
2週間目(8/10~8/18)投入したもの
投入したもの
- 8日目➡バナナの皮・ピーマンの種とヘタ・麦茶の出しがら・玉ねぎの上下・梨の皮と芯
- 9日目➡バナナの皮・ピーマンの種とヘタ・緑茶の出しがら・大根の皮・玉ねぎの上下・梨の皮と芯・キャベツの芯・人参の上下・紅茶の出しがら
- 10日目➡バナナの皮・梨の皮と芯・キャベツの芯・枝豆の殻
- 11日目➡バナナの皮・梨の皮と芯・枝豆の殻・ピーマンの種とヘタ・賞味期限切れの納豆
- 12日目➡バナナの皮・梨の皮と芯・ピーマンの種とヘタ・玉ねぎの上下・オクラのヘタ
- 13日目➡バナナの皮
- 14日目➡なし(かき混ぜられず…)
- 15日目➡なし(かき混ぜられず…)
- 16日目➡紅茶の出しがら・麦茶の出しがら・玉ねぎの上下・人参の上下・じゃがいもの皮
2週間後(8月18日)の様子

2週間経過しました。
やはり、全然分解していないように見えます。
ただ生ごみが腐葉土に混ざっているだけのような…、そんな感じのままです。
1週間前より生ごみが増えただけのような…。
臭いも変わらず腐葉土の土の臭いのみです。
虫らしきものもいません。
しかも、体調を崩してしまい数日完全に何もできない日がありました💦
生ごみの投入もできず「投入しない日もかき混ぜる」ということもできず…。
ということをしてしまいましたが、おかしな状態にならずにホッとしました。

腐ってダメになってたらどうしよう…、と思ってたけど良かった…。
分解してなくてガッカリなような、かき混ぜられなくても変化なしで良かったような…。
3週間目(8/19~8/24)投入したもの
投入したもの
- 17日目➡なし
- 18日目➡なし(かき混ぜられず…)
- 19日目➡バナナの皮・大根の皮・傷んだトマト・麦茶の出しがら・コーヒーかす
- 20日目➡バナナの皮・きゅうりの皮・ピーマンの種とヘタ・コーヒーかす
- 21日目➡バナナの皮・麦茶の出しがら
- 22日目➡バナナの皮・ピーマンの種とヘタ・玉ねぎの上下・コーヒーかす・紅茶の出しがら・麦茶の出しがら・枝豆の殻・ブドウの皮・賞味期限切れの納豆
3週間後(8月24日)の様子


3週間経過しました。
やはり、全然分解していないように見えます。
更に生ごみが増えただけだけのような…、そんな感じです。
臭いも変わらず腐葉土の土の臭いのみで、生ごみの臭いはしないです。
虫もいないです。
あまりにも変化がないので米ぬかと水を投入して発酵を促すことにしました。

米ぬかが効果を発揮してくれるかしら⁉
今後の変化に期待しています!
4週間目(8/25~8/30)投入したもの
投入したもの
- 23日目➡バナナの皮・傷んだキュウリ・傷んだレタス
- 24日目➡バナナの皮・紅茶の出しがら・麦茶の出しがら・ゴーヤの種
- 25日目➡バナナの皮・紅茶の出しがら・麦茶の出しがら・ゴーヤの種・キャベツの芯・ピーマンの種とヘタ・傷んだ冷や麦
- 26日目➡バナナの皮・麦茶の出しがら・ピーマンの種とヘタ・コーヒーかす・紅茶の出しがら
- 27日目➡バナナの皮・麦茶の出しがら・ピーマンの種とヘタ・ゴーヤの種・キャベツの芯
- 28日目➡バナナの皮・ピーマンの種とヘタ・玉ねぎの上下・人参の上下
- 29日目➡バナナの皮・紅茶の出しがら・枝豆の殻
4週間後(8月31日)の様子


4週間経過しました。
米ぬかの効果があったのか⁉
分解されたものと投入したばかりで分解されていないものとがあるようです。
投入したはずなのに消えているものがあります!
悪臭もなく土の臭いのみです。
虫もいないです。

やっぱり米ぬかはすごいわねぇ!
さすがだわ‼
本日でちょうど4週間が経ちました。
ほぼ毎日生ごみは発生して、ほぼ毎日投入していました。
ここでしばらく投入するのは中止して、今ある生ごみが全て分解されるかを観察しようと思います!
生ごみ投入を中止してからの様子
5週間後(9月7日)の様子


5週間経過し、投入中止してから1週間経過しました。
分解されてなく形が見えるものもありますが、かなり原型のものが減りました。
生ごみというより土に近づいたように見えます!
悪臭も虫もないです。
底に敷いていた新聞紙が混ぜているうちに破れてきてしまったので、取り出してしまいました。

土に近づいてきたわね!
このまま様子をみようかな‼
このまま何もせずに、さらに分解されるのを待つことにします。
さて、何日くらいで生ごみが消えて生ごみ堆肥に生まれ変わるでしょうか⁉