暑い夏には夏野菜をモリモリ食べて夏バテを防止しよう!といいますよね‼
私おまめちゃんも、夏には何故だかあの苦みがクセになるゴーヤが食べたくなります!
そこでゴーヤをプランターで栽培してみる事にしました!

あの苦みがクセになるのよね!
不思議よね…♪
夏バテ防止にたくさん作って食べたいなぁ‼

ゴーヤの生育はすごく旺盛でグングン伸びて2m以上にもなるよ!
日当たりの良い場所を好むからグリーンカーテンとしても楽しめるよ‼
ゴーヤの苦み成分について
ゴーヤの特徴ともいえる苦みは「モモルデシン」という成分によるものです。
モモルデシンは、なんと20種類以上のアミノ酸から成るゴーヤならではの栄養成分です。
「胃腸の働きを助け食欲を増進させる」「血糖値を下げる働きがある」といわれています。
【ゴーヤ】のプランター栽培で用意するもの
- ゴーヤの苗➡本葉が3、4枚ついて双葉が残っているものがおススメです。
- プランター➡深さが30㎝以上で大きいものを使いましょう。
- 培養土➡基本的な肥料分が混ぜ込まれた野菜専用の培養土が良いでしょう。
- 化成肥料➡チッ素は控えめでカリが多めの肥料にしましょう。
- 鉢底石➡スノコがあるタイプのプランターでは必要ないです。
- 園芸用ネット➡つるを誘引して這わせます。
- 園芸用の小型シャベル
- 園芸用ハサミ
植え付けから初収穫までの経過
植え付け時(5月4日)
ホームセンターで野菜の苗がたくさん売られていました。
何種類かありましたが「沖縄あばしゴーヤー」を購入しました。
今回は接木苗です!
地上部になる植物(穂木)と地下で根となる植物(台木)の異なる植物の茎をつなぎ合わせた苗のことです。
接木苗のメリット➡病害虫に強い・連作障害(※)が起こりにくい・収穫量が増えるなどです。
接木苗のデメリット➡苗の価格が高い・接ぎ木部分が折れやすいなどです。
※連作障害とは、同じ場所で同じ種類の作物を繰り返し栽培することで、生育が悪くなったり枯れてしまったりする現象のことです。

ちょっと価格は高かったけどグリーンカーテン目指して頑張って育てるぞ!




他の野菜の苗みたいに「簡単」とか🔰マーク書いてないけど大丈夫かな…。
まだまだ小さいかわいい苗なので、本当に2m以上伸びるのかしら⁉
不安と期待の半々です。
2週間後(5月18日)

つるが伸びてきました!
這わせるネットの準備をそろそろしなくては‼

ネットがあればグングン這って伸びるよ!
グリーンカーテンになるように頑張るね‼

グリーンカーテンなんて、なんだかオシャレだわ♪
夏バテも防止できちゃいそう!
3週間後(5月24日)ネットを用意し、つるを這わせる!

伸びたつるをネットに這わせてみました!
だんだんとゴーヤらしくなってきた気がします‼

グリーンカーテンになりそうな予感…♪
楽しみだなぁ!
5週間後(6月9日)今さら違和感に気付く!

成長はしていますが思ったほどではありません…。
観察していると…何かが変…💦
何故か違和感が…💦


あれっ⁉
何これ?
これってゴーヤじゃなくない?
何だこれ⁉

ぼくは接木苗だよ!
これは台木の方でゴーヤじゃないよ‼
更によーく観察してみると葉の形も違うではないですか⁉
これはいったい何の植物なの⁉

これはカボチャさんだよ!
カボチャさんの力も借りているんだ‼

こんにちは!
私カボチャです‼
私もゴーヤ君のために
頑張ってまーす♪

へぇー。
カボチャなんだー。
このままにしておくとどうなるのかしら⁉
接木苗の台木から伸びてくる芽はこまめに除去しましょう。放置すると台木が成長しゴーヤの生育を阻害する可能性があります。
切ってしまった方が良いのですが、変な好奇心からそのままにしておきました。
6週間後(6月18日)花が咲く!

花が咲きました!

最初のうちは雄花が多いよ。
雌花が咲くまで待っててね!
雄花➡花の中心に黄色い雄しべがあり、花の下には小さな膨らみはなく細いツルに繋がっている。
雌花➡花の中心に黄緑色の雌しべがあり、花の下には小さなゴーヤの実の元となる子房がある。
調べてみると、雄花と雌花がある事を初めて知りました!
さて我が家のプランターの花は、どちらでしょうか⁉

全部雄花だった。
雌花も見てみたいなぁ♪
雌花が咲くのを楽しみに待ちましょう!
7週間後(6月22日)台木のカボチャを取り除く!


どちらの苗もグングン伸びていますが、カボチャが伸びてきている苗の方は元気がないような気がしてきました…。

カボチャさんに栄養分を取られちゃってるのかな…。
ゴーヤを育ててるんだから、やっぱりカボチャさんを付けたままなのは良くないかな…。
カボチャさんには悪いけれど「二兎を追う者は一兎をも得ず」でゴーヤの生育を阻害していそうなので取り除くことにしました。


取り除いてみたら、あらっビックリ!
ゴーヤよりも立派に成長していたような…⁉

カボチャを取り除いた事によって、すっきりさっぱりしました!

カボチャさん、ごめんなさいね…。そして、ありがとう♪
ゴーヤ君のため!許してね‼
いつの日かカボチャ栽培をすることがあったら、その時はよろしくね♪

ゴーヤ君、おまめちゃん、さようなら!
地上部はなくなっても根として土の中でゴーヤ君の力になるよ‼
これでゴーヤが心置きなく成長できるかしら⁉
8週間後(6月29日)親づるを摘芯する!

台木のカボチャを取り除き、晴れた暑い日が続き順調に成長をしています!
もっと早くカボチャを取り除けば良かったと反省しながら、成長を喜ぶ日々‼
しかし、この頃から心配なことが…。

つるが伸びてきて嬉しいんだけど、摘芯するのよねぇ…。
せっかく成長してきたのになぁ。
- つるの先端を摘み取ることで、株の成長を調整し収穫量を増やすことができる。
親づるを摘芯すると子づるや孫づるが成長し、より多くの実が生るようになる。 - 親づるを摘芯することで子づるや孫づるが成長し、葉が多く茂りグリーンカーテンにもなる。

ゴーヤの雌花は親づるではなく子づるや孫づるにできるといわれているよ!
雌花が実になるから摘芯することで収穫量が増えるんだよ‼
収穫量の面でもグリーンカーテンの面でも、やはり摘芯は大事な作業のようですね!
しかし…。
困ったことが…。

伸びてるつるがたくさんあって、どれが親づるか分からなくなっちゃった…。
どうやって摘芯したらいいかしら…。
- 本葉が5~7枚程になったら親づるの先端を摘み取る。
- 子づるが成長し伸びてきて、葉が6~7枚程出たところを目安に摘芯する。
- 成長に応じて、この摘芯作業を2~3回程行う。
既にどれが親づるで、どれが子づるなのか分からないですが、伸びてしまったつるを摘芯することにしました。

せっかく伸びたけど…。
ごめんねぇ…。
もう伸びたの少し残して切ってしまおう…。

頑張って伸びたつるを切り落としてしまうのは、なんだかかなりの罪悪感が…💦
しかも、ネットにしっかり絡んでいます。
謝りながら泣く泣くチョキチョキ摘芯し、横幅はあまり変化はないですが丈はスッキリしました!

これだけのつるにさよならを告げました…。
ああ…もったいない…。
花もありましたが、やはり全部雄花でした。

台木といい、つるといい、切り落とすなら早くすれば良かった…。
こんなに伸びちゃってからじゃ淋しすぎるわ…。
複雑な感情の作業で反省しきりでしたが…💦
来年また栽培するようなら、今年の反省を生かして成長してきたら早く摘芯しなくてわっ!
今後は雌花ができるかしら⁉
期待しながら観察していきます!